この記事では、無料のホラーゲーム「看病がかり」の評価や物語のあらすじ、考察などを書いていきます。
考察のところはネタバレを含むので、読むときは注意してくださいね。
「看病がかり」の基本情報
- プレイ時間:30分前後くらい
- エンド数:5(End.1~End.5)
- 15歳以上(高校生〜)
- ブラウザ版を無料で遊べる
「看病がかり」物語冒頭のあらすじ・概要
「ああ、かわいそう。かわいそうに。」
「きっと今日も治らない。悲しい傷を背負った子供たち。」
「それでも、私はあなたたちを今日も看病します。」
ゲームを始めると、このような文章が表示されます。ぬるっと始まるので、手探りでゲームを進めていく感じが良かったです。

「看病がかり」を実際にプレイした感想

結論から言うと、めちゃくちゃ面白かったです。
ホラーゲームですが理不尽に脅かすことはありません。筆者はホラーゲーム初心者ですが「怖くて先に進みたくない!」とはならず、物語の真相が知りたくてゲームを進めていく感覚でした。
個人的には、手書き?で書かれた描写とか、要所要所で流れてくるBGMがゲームの雰囲気とバッチリで、めちゃくちゃ面白かったです。(別ゲーですが、BGMの雰囲気はIbに似ていました)
追いかけ要素はある?
「看病がかり」には、鬼ごっこのような追いかけ要素はありません。
アクション性は求められないので、誰でも楽しめると思います。
ゲーム実況に向いている?←単発系に向いてると思います
ゲーム時間は30分前後なので、単発系のホラーゲーム実況に向いてると思います。
「看病がかり」の考察・ネタバレ

①酸素カプセルを止めると、その子の過去?が分かる
「看病がかり」では、奇病のこども達の酸素カプセルを止めるか、優しく声をかけるか、選択を迫られます。
優しく声をかけると、「主の部屋」のスイッチを押すことで、主人公の心のなか?あるいは葛藤?を知ることができます。
しかし、酸素カプセルを止めると、奇病のこども達の過去?について知ることができます。例えば「ぶわぶわ病」の子は、恋人に対して気持ち悪くなったことが始まりだったようです。
もちろん酸素カプセルを止める=殺す ということですが、エンドも変化してきます。全エンド回収はそれほど難しくないので、ぜひご自身の手でプレイしてみてください。
②主人公も奇病をもつ子どもだった
これはかなり重要なネタバレですが、エンド5で「主人公も奇病をもつ子どもだった」ということが明らかになっています。
エンド5最後の画面が、下記です。

他のエンドで、主人公が子供に変化する描写があったり、子供姿の主人公が大量に死んでいる描写もあったので、間違いないと思います。
この辺りは意見が分かれそうですが、「主人公も奇病に苦しむひとりで、他の子供たちと一緒に逝こうとして、大人の姿で子供たちを殺した」のが、エンド5の物語っぽいですね。
まとめ:「看病がかり」は超面白いので、ブラウザ版で遊ぶべし
以上が、無料のホラーゲーム「看病がかり」の評価や物語のあらすじ・考察でした。ブラウザ版で遊べるので、興味のある方は「ふりーむ!」からチェックしてみてください。